Institute for Neuroscience, Japan

理事長ご挨拶

神経の可能性を、未来の力に。

理事長 小城 絢一朗
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Message(日本語)

ANeT理論 / シナプス療法 / 非侵襲

神経医科学研究所は、
神経系を固定的な構造体としてではなく、
環境刺激および生体内部の調節機構に応答して
動的に再編成される適応的システムとして捉える
ANeT理論(Adaptive Neuroplasticity Theory/神経適応可塑性理論)を中核概念に、
非侵襲的な神経治療技術の研究開発と
臨床応用を通じて、多様な疾患の根本的理解と
機能回復の可能性を探究してまいりました。

私はこれまで、
レーザー医療の開発を専門とし、
自然治癒が困難とされてきた
神経および皮膚の再生領域において、
基礎研究と臨床実践の両面から取り組んでまいりました。

こうした経験を基盤に、
神経の可塑性と適応機構を臨床的に活用する
治療体系として、ANeT理論に基づく
神経治療法「シナプス療法」の研究と実践を進めています。
特に、顔面神経麻痺、対麻痺、四肢麻痺などの
機能障害に対し、薬剤・手術・機器に依存せず、
徒手による介入を通じて神経回路の
機能的再構築を促すアプローチを追究してまいりました。

2021年の研究所設立以来、
国内外における臨床症例は7万件を超え、
2025年には世界初となる
シナプス療法専門施設「シナプスセンター」を
チュニジアに開設いたしました。

複数の学会において有効性が報告され、
パーキンソン病、斜視、神経麻痺、ALSなどに対する
改善効果についても、科学的エビデンスの蓄積が進められています。

当研究所の最大の強みは、
博士、医師、薬剤師、理学療法士、看護師、柔道整復師など、
多分野の専門家が学術的背景の垣根を越えて
協働する研究環境にあります。

臨床現場で得られる知見を迅速に共有し、
机上の理論にとどまることなく、
ANeT理論の検証と発展を
日々の実践の中で積み重ねています。

私たちは、薬物療法、運動療法、心理療法、放射線療法といった
従来の枠組みに留まらない、
新たな選択肢としての神経治療の可能性を、
国際社会に向けて提案しています。

また、その取り組みは日本国内にとどまらず、
医療資源が限られた地域や発展途上国への
技術移転にも力を注いでいます。

これまでに、アジア、アラブ諸国、
ヨーロッパ、アメリカをはじめとする各地域において
講演および技術提供を行い、
多くの国際的な医療機関および大学との
連携を築いてまいりました。

今後も、病院、大学、クリニック、
地域医療機関との協働を一層深め、
神経疾患、慢性疾患、精神疾患、急性期障害に対する
革新的な治療法の確立と、予防的アプローチの開発に
尽力してまいります。

基礎研究と臨床現場を結ぶ架け橋となることを使命とし、
ANeT理論の深化とその社会的実装を通じて、
世界中の「痛み」や「苦しみ」に向き合う人々の
希望となる医療の実現を追求してまいります。
今後とも、神経医科学研究所の活動に
ご理解とご支援を賜りますよう、
心よりお願い申し上げます。

一般社団法人神経医科学研究所
理事長 小城 絢一朗

理事長略歴(日本語)

Highlights & Timeline
小城 絢一朗 博士
  • 神経医科学研究所 代表理事
  • ANeT理論(神経適応可塑性理論)提唱者
  • WFCMS リウマチ専門委員会 理事
  • チュニジア・ベニ・ムティール シナプスセンター センター長
  • シナプスクリニック 院長
  • シナプス療法 創始者
2004年
次世代光学技術の基盤となる
青紫レーザー(ブルーレイ技術)の研究開発に従事。
ナノスケールにおける光学応用の可能性を探究し、
医療画像診断および非侵襲的治療技術への
展開に向けた基礎研究を推進した。
2005年
放射線を使用しない
透過診断システムの構想および開発に着手。
X線に代わる新たな診断技術として、
安全性の高い医用画像システムの実用化を目指した。
2008年
文部科学省グローバルCOE研究員として採択され、
同年7月にプロジェクトマネージャーに就任。
学際的研究チームとともに、
再生医療と医療機器開発を結ぶ国際共同研究の推進を担う。
2009年
マサチューセッツ工科大学(MIT)および
スタンフォード大学共催の国際シンポジウムにおいて
ベストアワードを受賞。
次世代医療技術における高い実装力と応用性が国際的に評価された。
2010年
不死化細胞および長期培養技術の研究に取り組み、
再生医療分野における安定的な細胞供給体制の確立に貢献した。
2014年
成長因子を活用した皮膚再生技術の
確立および量産化に成功。
創傷治癒および美容医療への応用を
視野に入れた本技術は、
製品化へと発展する成果を挙げた。
2016年
ヒト幹細胞および植物性幹細胞の研究開発を推進。
細胞由来成分の医療応用と
自然由来資源の再評価を通じて、
次世代再生医療の基盤構築に寄与した。
2018年
認知症患者との円滑なコミュニケーションを
目的とした健常者向け会話訓練プログラムを開発。
非薬物的介入による認知ケア技術の
先駆的取り組みとして注目を集めた。
2020年
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受け、
深紫外光レーザーによるウイルス不活化技術を確立。
非接触型感染予防技術として
高い有効性を示すとともに、
感染制御を目的とした
新たな非薬物的予防技術の研究開発を開始した。
2021年
既存医療では対応が困難とされてきた
神経疾患への新たなアプローチとして、
投薬・機器・手術に依存しない
神経治療法「シナプス療法」を発案。
神経の可塑性と適応機構に基づく臨床モデルを確立し
非侵襲かつ即時的な機能改善を目指す
新たなリハビリテーション手法の普及を開始した。
2022年
全国の医療従事者および施術家を対象に、
神経治療技術を体系的に教育する機関
「神経医療工学院」を設立。
受講者数は1,000名を超え、
全国各地における臨床応用が急速に拡大した。
同年、手術を必要としない急性斜視の
新規治療技術を発表し、
神経機能への非侵襲的アプローチの臨床的可能性を拡張した。
2023年
COVID-19後遺症として顕在化した
味覚・嗅覚障害や関節周囲炎に対応する
受動的リハビリテーション手法を開発。
さらに、自律神経機能の改善を目的とした
介入プログラムを構築し、
神経機能の回復と調整に対する包括的アプローチを確立した。
2024年
認知機能向上を目的とした視覚神経刺激ツール
「カレイドスコープ」の研究開発を推進。
高齢者における認知活性および
注意機能の向上を支援する技術として評価を受ける。
同年全国整体日本一決定戦の決勝審査員に就任し、
施術技術の評価に神経科学的視点を導入した。
2025年
世界初のシナプス療法専門施設
「シナプスセンター」をチュニジアに開設しセンター長に就任。
アフリカおよび中東地域への医療技術移転と
国際協力体制の構築を加速させた。
同年、パーキンソン病患者に対する末梢神経系
アプローチによる即時的改善技術は、
画期的な非薬物治療法として大きな反響を呼んだ。
モナコ公国において
Well-beingカンファレンス実行委員長に任命された
WFCMSリウマチ専門委員会理事に就任。

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